読書感想?まとめ文?「世界一やさしい「思考法」の本」

 

この本は製菓会社に勤める主人公が新製品を生み出し、役員会の承認を得るまでのプロセスを思考法を交えてストーリー化して、思考法をイメージしやすくした内容である。ストーリーにて解説された内容を簡潔にまとめると、下記の通りであった。
1.クリティカルシンキング「決める事は何か?」考える事は手段。
①目的を確認する ← 本当に正しいのか?他に無いのか
②決める事をリストアップ。優先順位を付ける
2戦略的思考
戦略=目的+手段  「目的は何か」 「そのための手段はなにか」を考えることが戦略思考のエッセンス。  手段の目的化はよくある失敗例
戦略的とは、目的が的確に選択されていること。すべての手段が、その目的に向かって集中していること。それらが選択された理由が明快に説明できること。 また、大局的、中長期的である事。たとえば、おまけをつける事で短期的に売り上げが伸びた事は戦略的ではない。
3分析→簡単にいうと分けて比べる事。そして変化と差異を発見すること。さらにその変化・差異がなぜ起こったか。何の兆候なのかを見つけること。
大切なのは『なんのための分析なのか?』
手法としては『3C』 Costomor  Competitor Company の3点から分析する方法
比較対象としては、1.過去と現在 2.競合同志を比べる の2つの視点がある。
4論理的思考のエッセンス
「要するに結論は何か」 「その理由は何か?」が答えられるか。
論理=主張+根拠
5.直観は、日ごろの勉強や経験によって得られた知識や実感から生み出される。
 日ごろの自主学習や仕事の習熟が大切となってくる。
6.仮設思考
ほどほどの分析からまず「仮の結論」をだす。そこから検証分析することで業務のスピードアップにつながる。
よい仮説とは、①「目的に対する手段」または「問題点の原因」として説明できること ②「もっともらしい根拠」がある事③今後、調査によって検証できること。
7.プレゼンテーション
プレゼンの目的は「意思決定・行動」してもらうこと そのために「論理的説得」と「情動的説得」両方が大事
考えを伝えるコミュニケーション 「結論+論拠(理由+データ・事実)」

こちらの本です

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